新大陸発見まで、ユーラシア大陸とアメリカ大陸の間には大西洋があり、交易がありませんでしたが、新大陸発見後は双方の大陸の植物や技術が行きかうようになり、食生活が大きく変わりました。
新大陸発見が発見されたことで、植物が両大陸を行き来し、ヨーロッパでは、トマトやジャガイモが作られるようになり、料理が大きく変わってゆくのも見受けられます。
イタリアのトマト料理もコロンブスが新大陸を発見して以降に開発されたものとして私たちの食卓に並びます。
また、この新大陸発見により、ヨーロッパからお酒の蒸留技術が持ち込まれて、トウモロコシを原料としたバーボンがつくられるようなり、新大陸から持ち込んだジャガイモで蒸留酒のアクアビットが造られたりと、お酒の世界も大きく変化を遂げる。
エスプレッソの苦みと、キャラメルのスウィートなフレーバーが、バランスのとれたハーモニーをかもし出す、ビリガーのシガリロ。
原産国:スイス
ハバナとブラジル産のタバコ葉をブレンドしてつくられたマイルドなシガー。 このブレンドのコンビネーションが決して忘れることのできない楽しみを与えてくれる。
原産国:スイス
オリエンタルとバージニア、メリーランド、ジャワを巧くブレンドしてつくられたマイルドなシガー。プラスチックのフィルターを装着し、より吸いやすさを追求している。
原産国:スイス
No.6のブレンドにハニーの香りを加えている。
原産国:スイス
ヴェネツィアに初めてコーヒーが伝わったのは、1585年ヴェネツィア共和国下でのこと。当時のヴェネツィアの貿易商により盛んだった東方貿易により持ち込まれる。
コスタンティノープル(東ローマ帝国の首都、現在のイスタンブール)の人々の習慣である飲み物が伝えられたとされ、特に覚醒作用のある強壮剤としても価値があったとされている。
嗜好品としての飲料の歴史は14世紀からで1500年代後半には、メッカ(イスラム教の聖地、現在のサウジアラビア)からコンスタンティノープルまでの広範囲の西方アジア、イスラム圏の国々に広まる。
ヴェネツィアでも最初は、薬用として使われたが、その後まもなく砂糖をいれることで甘くした温かい飲み物として普及してゆく。
それは、ショコラータよりもお手頃で健康にも良いとされ、またたく間に世間に拡がってゆく。
ヴェネツィアでは1683年サンマルコ広場を取り囲む回廊のもとで初めてコーヒーを出す店舗が構えられ、その後1720年12月29日サン・マルコ広場南側の新行政館の回廊に創業し、現在も同じ場所で営業している世界最古のカフェと言われているのが、創業者であるフロリアーノ・フランチェスコーニ (Floriano Fracesconi) の名をとって、フローリアンと呼ばれている。
このフローリアンこそが、カフェ・ラテの発祥の地として知られ、カフェオープン後はすぐにヴェネツィアでも最も権威のあるカフェとして急成長する。...