1904年の5月9日創業の歴史あるオランダのアジオ・シガー社の高級シガーブランドであるバルモラル。 このブランドの中でも評価が高いのが、「ドミニカンセレクション」である。
今日は、これとは別のラインとしてドミニカ工場産のプレミアムシガー としてアジオ社の創業110年を記念してラインナップされた「The Royal Selection Anejo 18」シリーズからBalmoral The Royal Selection Anejo 18 トルペド MK52とBalmoral The Royal Selection Anejo 18ロスチャイルドからShuriken Cutterに合わせてAnejo 18ロスチャイルド マッシボを試してみた。
...西にグアテマラ、南西にエルサルバドル、南東にニカラグアと 国境を接する中央アメリカのホンジュラス共和国の西部のコパン・ルイナス市にある古代マヤ文明の大都市の名で1980年にユネスコの世界遺産に登録されたコパン遺跡の名を冠したフロール・デ・コパン。
タバコ葉の栽培ルーツである遥かマヤ文明を思い浮かべることができる由緒あるネーミングのホンジュラス産のシガー。
この地に何世紀にもわたって葉巻作りの伝統が受け継がれてきた思い入れのあるシガーをこの日は、吸い口が4種類から選べるシガーカッターで試してみた。
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古くから、ハバナに次ぐ葉巻産地としても知られるのがフィリピンのマニラ 。
ここマニラで製造される葉巻は、中南米産とは異なりかなりマイルドでほのかな甘さを特徴としていることから常喫する葉巻としてディリーシガーの選択肢になることも多いという。
歴史的に見てもまた、日本から地理的にも近いため、一九世紀ころから入手し易い葉巻として葉巻好きの間ではよく知られていたという。
古くはマニラ産ブランドの葉巻は、チャーチルやマッカーサー等、歴史上の著名人が常喫していたということでもよく知られている。
フィラーとバインダーにフィリピン産のタバコ葉を用い、ラッパーにはジャワ産のスマトラ葉を用いるのが特徴で日常的に楽しめる葉巻を全世界に提供している。
今回、取材の合間にラグナ州サンペドロにある一九九三年創業のタバケリア・デ・フィリピナス(Taba queria de Filipinas)社(以下 タバケリア社)を訪ねてみた。
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フィリーズはアメリカで最もポピュラーといっても過言でない葉巻のブランド。
1910年にフィラデルフィア在住のバイユー兄弟によってフィラデルフィア ハンド メイドと記された「フィリーズ」葉巻が、市場にお目見えしたという。
現在では、インペリアルタバコ系列のアルタディスUSAの元、世界市場にBlack Max(日本未輸入), Blunt, Cheroot, Cigarillo, Mexicali Slim(日本未輸入), Mini Blunt, Panatella, Perfecto, Sweetなどバラエティに富んだサイズとアロマシガーを提供している。
特にニューヨークでは、HIPHOPアーティスト達に人気があり、若者から熟年層まで愛用者が多く手軽に楽しめる葉巻として街中のどこでも手に出来るのが売りのようだ。
日本では、お馴染みのミニ・ブラント、ブラントなどが初心者や若者向けにお薦めだ。