アミーナ・フィガロワ(Amina Figarova)は、
アゼルバイジャン、バクーの出身のジャズピアニスト。
2013年のジャパンツアーのブッキングに日本に寄った際に
アミーナとバートお話しをお聞きしました。
編集部(以下R):お久しぶりですね?
アミーナ&バート(以下A):2010年のニューポート以来ですね。
R:日本は、初めてですよね?いかがですか?
A:そうだね?、今、ニューヨークにロッテルダムから移り住んだからあんまり違和感は、感じないよね。ビルが、高くて交通の便が、いいところなんかは似てるよね。
R:そうですね、ニューヨークの中だけをとったら地下鉄が、網の目のように発達していますから東京と同じように過ごしやすいかもしれませんね。
ところで、今回の来日の目的は?観光ではないですよね?(笑)
A:先にお伝えしたように2013年のワールドツアーの中に日本も組み込もうと思って。
R:では、いよいよ日本での本格的なデビューですね?
A:そうそういくら世界的にデジタル・モードだからって我々音楽家は、演奏しなけりゃ評価も得られないからね。
R:でも、NYに移り住んでからますます忙しくなったのではないのですか?
A:まっ、ボクが、忙しくしているだけなんだけど(笑)
R:アーチストは、向こう1年のスケジュールのブッキングは、当たり前ですからね。
R:ところで、この後のスケジュールは?
A:つい3日前まで彼女の家のあるアゼルバイジャンのバクーにいたんだけれど、是非、暖かくなったらバクーに寄ってください。
R:そうですね、実は、興味のある国なんですよ。
A:この後は、一度、NYに戻ってからまた、ヨーロッパを回る予定でいますよ。
そうそう、ロンドンの老舗のジャズクラブでも演奏するから是非、聞きに来てください。
R:ロンドンの老舗って?もしかして「ロニー・スコッツ・クラブ」(Ronnie Scott,s Jazz Club)ですか?
A:そうそう日本人でも知ってるよね?あのロニー・スコット(Ronnie Scott)が、残していったクラブでジョン・コルトレーンの息子と一緒に。
R:ぜひ、伺わせてください。
A:前日には、電話が繋がるようにしておくよ。それまでは、メールでね。
R:もちろん、新曲も披露されるのですよね?
A:う?ん、それは、まだ、未定だね。
R:当日を楽しみにしていますよ。今夜、じっくりこの12枚目の「Twelve」を聞かせていただきますね。
では、またお目にかかれる日を楽しみにしています。
A:今日は、とっても素敵な日本食をごちそうになってありがとう、ぜひ、ロンドンの「ロニー・スコッツ・クラブ」(Ronnie Scott,s Jazz Club)で私たちの演奏を聴いていただくのを楽しみにしていますよ。
アミーナは子供の時から音楽に親しみ、物心ついたころからピアノを学び始めて、作曲にも取り組み始めたという。
アゼルバイジャン共和国のバクー音楽院に入学した彼女はクラシック・ピアノを勉強。
後に、アメリカに渡りボストンのバークリー音楽院に入りジャズを学ぶ。
卒業までに、ロッテルダム音楽院でジャズの公演なども行っているという。
アミーナの良き理解者であるバート・プラトーは、プロデューサーとしても彼女をサポートし彼女の非凡な才能をさらに開花させている。
Album | Year | Label | Description |
---|---|---|---|
Attraction | 1995 | Media Music Records | CD |
Another Me | 1998 | Munich Records | CD |
Night Time Bordello Sessions | 2000 | Munich Records | CD |
Jazz at the Pinehill Volume 1 | 2001 | Munich Records | CD |
Jazz at the Pinehill Volume 2 | 2001 | Munich Records | CD |
Night Train | 2002 | Munich Records | 5 star CD (JAZZ May 2003) |
Come Escape With Me | 2005 | Munich Records | CD |
September Suite | 2005 | Munich Records | CD |
Above the Clouds | 2008 | Munich Records | CD |
Sketches | 2010 | Munich Records | CD |
Twelve | 2012 | Munich Records | CD |
関連サイト:Aminafigarova.com
関連サイト:アミーナ・フィガロワ紹介